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SIerエンジニアの年収

SIerで年収が頭打ちになるのは、能力の問題ではありません。多重下請け構造と、給与テーブルの上限という2つの構造によるものです。

このページの内容
  1. 上がらない構造的な理由
  2. 上げる3つの手
  3. 領域による差
  4. オファー時の確認

上がらない構造的な理由

理由1:商流の位置。元請けから何次かで、同じ作業でも単価が変わります。個人の能力とは無関係に決まる部分です。

理由2:給与テーブルの上限。多くのSIerで、管理職一歩手前の等級に上限があります。昇格しない限り、評価が最高でも超えません。

理由3:評価軸が「工数」。成果ではなく稼働で測られる限り、年収は稼働時間の上限に縛られます。

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上げる3つの手

手1:商流を上げる。元請け側、または上位のSIer・コンサル系へ。今の上流経験がそのまま効くため、もっとも移りやすい。

手2:内製組織へ移る。受託より年収レンジが高いことが多く、技術判断の裁量も大きい。

手3:需給の逼迫した専門領域へ寄せる。クラウド、SRE、データ、セキュリティ。年収1000万超の求人が常時ある領域です。

領域による差

年収を決めているのは言語やフレームワークではなく、担っている責任範囲です。「実装できる」より「設計を決められる」「本番の障害を止められる」ほうが高い。

逆に、指示された仕様どおりに実装する範囲に留まっている限り、どの技術を覚えても天井は上がりません。技術の種類ではなく、判断の有無が分かれ目です。

オファー時の確認

みなし残業の有無と超過分の扱い

固定残業が含まれている場合、超えた分がどう支払われるか。入社後に揉めやすい部分です。

賞与の実績

制度上の「◯か月」ではなく、直近3年の支給実績を確認してください。

等級と、次の等級までの平均年数

入社時の等級だけでなく、3年後にいくらになるかまで聞いてください。

提示額の妥当性を、第三者に確認する

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