事業会社の内製組織へ
受託から内製へ移ると、仕事の評価軸そのものが変わります。ここを理解しないまま移ると、入社後にギャップが出ます。
受託と内製の決定的な違い
受託:決められた仕様を、決められた期限と品質で作る。評価は「納品できたか」。
内製:作ったものが事業の数字を動かしたか。評価は「事業にどう効いたか」。
つまり内製では、「何を作らないか」を判断すること自体が仕事になります。言われたものを作る姿勢のままだと評価されません。
内製組織の求人と、求められる水準を確認する
同じ「エンジニア」でも、内製と受託では見られる点が違います。実際の求人と照らすのが確実です。
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選考で見られる点
1. 技術選定に関わったか。「なぜその技術を選んだか」を説明できるか。指示に従っただけだと弱い。
2. 運用まで持ったか。作って終わりではなく、障害対応・改善まで回した経験。内製ではここが最も効きます。
3. 事業側と話した経験。要件を出す側と直接やりとりした経験があると、内製の働き方に馴染みやすいと判断されます。
4. コードで示せるか。企業によってはコーディング試験があります。業務でコードを書く機会が減っている場合は、事前に感覚を戻しておいてください。
入社前に確認すること
内製の比率
「内製化を進めている」段階の会社では、実態はまだ協力会社中心ということがあります。自分が書くコードの割合を聞いてください。
技術選定の裁量
誰が技術を決めるのか。決裁が情シス側にある場合、裁量は限定的です。
エンジニアの人数と組織の位置づけ
事業部の下にあるのか、独立した組織か。組織の位置づけが、そのまま発言力になります。
準備
職務経歴書は「担当した工程」ではなく「自分が決めたこと」と「その結果」で書き直してください。
弱い:「基本設計・詳細設計・テストを担当。Java、Oracle使用。」
強い:「バッチ処理の再設計を担当。処理時間を◯時間から◯分に短縮。並列化の方式は◯を選定(理由:既存の運用体制で扱えること)。障害対応も担当し、月◯件の問い合わせを◯件まで削減。」
経歴を書き直したら、市況を確認する
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